神田川の桜がシーズンイン

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img025.jpg 先週後半から家の前の神田川沿いの桜が咲き始めています。今週末ぐらいにピークを迎えるでしょう。 この時期家の前が騒がしくなります。

日本最難関オンライン手続き「電子確定申告」実践編

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以下実践編として、e-Taxで確定申告をやってみようという人向けに踏まえておくべきポイントを書きます。

(1) 手続きのタイムリミットに気をつける

まずなにはともあれ電子申告事前届け出を所轄税務署に提出しておく必要があります。昨年でいうとこの届け出の受付最終日は2月7日でした。つまりこの日までに、今回からe-Taxで申告する旨意思表示をしておかなければ逆立ちしても使うことができないわけです。さらに届け出に対して税務署からOKの通知書が来たのが昨年の例で2月末頃、つまりその時点で確定申告開始の2月15日から期間を半分ぐらい過ぎてしまっていました。やきもきしないためにも早めに決断しておくことが必要です。なおこれを出したからといって、e-Taxでなければ申告できないということはありません。

(2) 公的個人電子証明書を取得する

e-Taxを決定的に難しくしているのが、電子署名の実行です。電子署名の技術自体はインターネットをはじめとして既にいろんなところで利用されているポピュラーな技術ですが、普段意識することはあまり無いと思います。しかしe-Taxではこれとまともに取り組む必要があります。

個人の場合はe-Taxの電子署名を行うために、公的個人電子証明書(実体はデジタルデータ)を使います。準備として自治体(例えば東京都23区なら各区役所)に住民基本台帳ICカードを作成してもらい、これを入れ物として、公的個人電子証明書を発行して書き込んでもらいます。これらも自治体に応じて必要な手続きや所要の期間がありますので十分気をつけて下さい(手続きする人がほとんどいないので、1台しか無い処理用パソコンが壊れているなんてこともあります)。あとこの電子証明書に使える人名漢字はかなり限られているようですので、私のように担当者とバトルしないよう該当しそうな人はあらかじめ変えられることを覚悟して下さい(確定申告書と証明書で氏名の字が違ってもかまわないとはひどい話です)。

(3) ICカードリーダーを買っておく

データは住民基本台帳ICカードに書き込まれるわけですから、自宅のパソコンで読み込むための周辺機器、ICカードリーダーが必要になります。昨年調べたところではこの分野はなぜか妙に立ち遅れていて、今どき1機種を除いてシリアル接続のものばかりでした。唯一USB接続だったのはASEDrive IIIeで、シリアル接続周辺機器など増やすつもりの毛頭無い私は少々時間がかかることを覚悟でメーカーから取り寄せで購入しました(写真はこの製品に実際に住基カードを挿入している状態です)。ICカードリーダー自体ポピュラーな周辺機器ではないので、いずれにしても店頭で目当てのものを買うのは苦労すると思います。

(4) ソフトウェアについて

昨年国税庁謹製e-Taxソフトで、ICカードリーダーが見えないという症状にはまりました。見えないと話にならないので国税庁のe-Taxソフト担当部署に電話しようと思っても番号はドキュメントにもホームページにも一切出ていません。さすがです。仕方なくメーカーの人に相談したり試行錯誤したりして、ソフトウェアを以下の順番にインストールすれば見えることがわかりました。

ICカードドライバ→利用者クライアントソフト→e-Taxクライアントソフト

間違えた人はOSの再インストールから始めないといけないというオマケ付きです。

以上ですが、使用ソフトウェアについての説明など(これはこれでまた曲者なんですが)しませんでしたので、各付属のドキュメントやe-Taxのホームページを参照して下さい。

どうでしょう。全てを乗り越えて電子確定申告が出来た人は、やろうと思った人の数パーセントのオーダーではないかと私は思います。

今年の私の申告はどうだったかって?昨年修行したのでさすがに楽チンでした^^。


週刊スタパトロニクスmobileでホラ〜体験

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img099.jpg 最近のデジカメやプリンターは人の顔を判断し補正できるまでに進化した。Impress Watch週刊スタパトロニクスmobileで、そんなカメラのひとつ「IXY DIGITAL 900 IS」をレポートしていたが、そこに掲載された撮影例の話。 スタパ斎藤氏の愛猫を撮ったこの写真だが、カメラは残念ながら誤って全体を人の顔と判断をしてしまったようだ。 しかし画面を少し遠いところから、目をうすめて見てほしい。あなたにはデジカメが目撃したその顔をみることができるだろうか? ホラ〜。

日本最難関オンライン手続き「電子確定申告」前置き編

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実はこのテーマで事の次第を書こうと思って既に丸1年が過ぎてしまいました。つまりこれは昨年の確定申告の話です。

誰もがもう忘れてしまった電子政府構想の号令の元、実はいろんな行政手続が(ばらばらに)インターネットを使ってできるような、少くとも建前になっています。国税庁のe-Tax(国税電子申告システム)もいわばそんな建前の1つです。

国税庁が仲間由紀恵を起用したTVCMを昨年のこの時期盛んに打っていたのを覚えているでしょうか。さも思い立った晩にパソコンに向かって操作すれば可愛い女の子も電子申告できちゃうような、JAROも裸足で逃げだす誇大広告でしたが、あれがe-Taxです。写真がちなみに国税庁の今年のポスターですが、同じ仲間由紀恵でも宣伝コピーが「HPで申告書をカンタン作成、プリントアウト。」になっています。宣伝のメインが国税庁のホームページでできる単なるWebサービス(だから結果を自宅で紙に印刷して、持っていくか郵送するかして申告しなければならない)の話にすり替っているんです。つまり国税庁は本命のe-Taxは普通の人にはまず利用不可能な手続きであることをその利用状況から自ら認めたといっても過言ではないでしょう。これを見たとき私がそこはかとない勝利感に満たされたのはいうまでもありません。

昨年あまりに苦労したものだから、グチってるだけでこの長さになってしまいました。利用のポイントを書く予定の「実践編」はまた別エントリーとしたいと思います。


ビルゲイツの面接試験ネタに便乗に便乗の金貨問題

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img089.jpg ブログで出題される良問の解答を考えるばかりではと思い、このブログでも問題を出題してみることにしました。 この問題は親しい友人から以前出題されたもので、その友人は昔勤めていたアメリカの会社のドイツ人の同僚から出題されたとのことです。 さらにそのドイツ人の同僚(物理学博士)は、ドイツ物理学会誌のコラムに掲載されていた問題だった、といったとのことですからかなり廻りまわっています^^。 当ブログに掲載するにあたり設定を大幅に変更させていただきましたが、本質はオリジナルどおりのことと思います。 ストーリー 魔の階段から脱出し、株でたまたま大儲けしたヘンリー君は、その儲けを金貨で受けとることにしました。 金貨は毎日6袋に分けて送られてきます。 ある日送られてきた6袋のうち、偽造金貨の袋がまぎれ込んだ可能性がある、との連絡を受けました。 その袋には、正規品の金貨が10グラムであるのに対し、11グラムの偽造金貨ばかりが入っているとのことです。 偽造金貨の袋は、まぎれ込んでいないかもしれませんし、全ての袋がそうかもしれません。 金貨の区別は重量でしかつけられませんが、幸いなことにヘンリー君は精密重量計を一つ持っていました。 しかしこの重量計は精密であるがゆえ、1回重量を計った後はもう使い物にならないという代物です。 ヘンリー君は偽物金貨の袋を全部見つけて今日中に送り返さないと、本物として受けとったことになり大損してしまいます。 問題1 各袋に50枚の金貨が入っていた場合、ヘンリー君は偽造金貨の袋を判別することが可能でしょうか。 その場合の方法は? 問題2 各袋に24枚の金貨しか入っていなかった場合、ヘンリー君は偽造金貨の袋を判別することが可能でしょうか。

3 Responses to “ビルゲイツの面接試験ネタに便乗に便乗の金貨問題”

  1. tako

    問題1
    できる
    各袋をABCDEFとする
    Aから1枚、Bから2枚、Cから3枚・・・・・・という風に計る
    60+X(g)となり、Xが1だったらA、2だったらB・・・・・となる
    問題2
    6枚あればできるので、できる

  2. かわうそ

    takoさんこんにちは!
    考える方向は合っていると思いますよ。
    この手の問題がマイクロソフトで面接官もしたSatoshiさんのブログ「Life is beautiful」に「ビルゲイツの面接試験」シリーズとしてありますので、挑戦してみて下さい。
    (最新の円を使った図形問題、見事に間違えました^^;)