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出力デバイスを指定できるプレイヤー – LadioCast開発記その43

in LadioCast
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今回も性懲りもなくまたMacでループバックさせるネタ、なんですが今度は使う方の基本的なお話です。

アプリケーションの出力をSoundflowerでループバックさせる場合、システム環境設定でシステムデフォルトのサウンド出力先をSoundflowerへ向けることで行ったりします。 しかし使用するアプリケーションが自らサウンド出力先をSoundflowerに指定できれば、システムでの設定は必要ありません。 Skypeは元から指定できますが、音楽プレイヤーで指定できるアプリケーションはあるでしょうか。

私が知っているものではVLC media player(0.8.6f)があります。設定場所はスクリーンショットにて(ただしこの設定は保存されないようです)。

BGMを流しながらSkypeで凸待ち、というlivedoorねとらじなどで典型的な放送形態なら、システムデフォルトの出力をまとめてまわす設定以外でも必要な音をまわすことができそうですね。


Softpediaさんはすごい – LadioCast開発記その48

in LadioCast

今日たまたまSoftpediaさんがLadioCastの最新版でAACの試験放送(と思われる放送)をしているのを見つけて聴きました。以前からLadioCastのページとかこちらから全くネタを提供していないにもかかわらずスクリーンショットまで撮っているし(これはずいぶん前のバージョンのままだけど^^)。全ての掲載ソフトについてこれだけの労力をかけて動作検証しているとしたらすごい話、実際にやっているみたいなんだけれど。

8 Responses to “Softpediaさんはすごい – LadioCast開発記その48”

  1. すいません。助けてください。

    すいません。助けてください。
    実は半年ほどnicecastでねとらじ放送していたのですが、突然放送が途切れ接続できなくなってしまいました。その後、数回、OSの初期化もしてみましたが、まったく繋がりません。
    別のWINでは問題なく放送できています。
    アプリの問題かと思い、ladiocastにたどり着きました。
    ところが「ネットワーク環境や接続設定をチェックして下さい。」と表示されてしまいます。
    lameなど、設定は間違っていないようです。
    OSは10.4.11 G4の1.25gh メモリー768です。

  2. かわうそ

    すいません。助けてください。さんこんにちは^^。
    LadioCast全く設定しない状態(設定してしまったなら設定ファイル(Readme参照)を削除した状態)で接続ボタンを押して接続できるかどうか試してみてください。
    それで接続できないとなると、状況を鑑みてハードウェア的な問題になるかもしれませんねー。

  3. ご教授、ありがとうございます。
    ハード的には3台のマックで試してもだめでした。
    当方、固定IPを使っているのでそれかもしれないと思い、
    明日からポートなどの見直しを図ってみます。
    ありがとうございました。

  4. かわうそ

    magさん
    同一ソースIPアドレスだったとすると、ねとらじか、その途中に入っているとこからBANされた可能性ありますねー^^。

  5. BANの可能性ありますか??
    WINとMACの同時接続はしていませんが、同一ソースIPアドレスとの判断だったのですかね。また、MACのみ接続できないんですが、そういったIP拒否も可能なんですか?

  6. かわうそ

    こんにちは
    可能なら接続できないマシンで全く別のネットワーク(IPアドレス)から接続してみるといいでしょうね。それでだいぶ絞られると思います。
    >MACのみ
    の拒否はまず無いと思いますが、もっと一般的に、ネットワークパラメータの差異により(パケット長とかなんとか)つながらない、ということはありうるとは思います。

  7. かわうそさん、いろいろありがとうございました。
    昨日から繋がるようになりました~…。
    それも、全部のマックが…。
    で、原因らしい原因がわからないんです。
    さらに調査して、連絡いたします。
    ご迷惑おかけしました。


サンプルレートの話 – LadioCast開発記その46

in LadioCast

LadioCastに限らず、放送ソフトウェアのエンコーディング設定で「サンプルレート」を指定できることってよくありますよね。その場合、設定値どうします?

高ければ高いほどよい、と思われがちな値ですが実はそう簡単でもありません。エンコーディング設定には別に「ビットレート」という値があり情報量を制約します。指定された以上の情報量をサーバーに送ることができません。そしてその情報量に釣り合ったサンプルレートにしないと逆に音を悪くする場合があるようです。 どうするのが良いかはエンコーダーによると思いますので、気になった場合は試しにサンプルレートを上下させた放送を自録音してみて自分の耳で確かめてみるといいでしょうね。

ちなみにLame MP3エンコーダーでサンプルレートを自動に設定すると、ビットレート96kbpsステレオの場合は32kHz、同128kbpsの場合は44kHzを採用するようです。

なおサンプルレート以上にある種「信仰」があるように思うのはビットレートの値、それについてはまた今度に。

2 Responses to “サンプルレートの話 – LadioCast開発記その46”

  1. scatman

    scatmanです。
    今回のブログ内容はその通りだと思います。
    以前、私が、サンプルレートとビットレートの細かい設定が出来る様にしてほしいと言う
    要望を出したのは、サンプルレートとビットレートの組み合わせで、低いビットレート、サンプルレートでもそれなりのいい音質で出るという事に気づいていたからでした。
    Macの仕様でそれは出来ないとの解答でしたが、NiceCastが出来ているのですから出来ないはずはないと思います。(それだったら、金払ってNiceCast使えって言われそうですが)
    それはともかくとして、最近、ねとらじが、放送エンコードをmp3以外にも使えるようになったというので、Oggでの放送を何回か行いました。音質はリスナーからも好評でしたが
    PPC 1.33GHzのiBook G4ですと、48Kbpsの最低限のビットレートでも重いです。
    最低限のソフトを立ち上げた状態でなんとか放送をしております。
    最後に、WWDCの実況、エコなっちさんお疲れさまでした。あの気の抜けたテーマ曲が大好きです。

  2. かわうそ

    scatmanさんこんにちは!
    まあブログの意図は結局Lame MP3についてサンプルレートはデフォルトの「自動」おすすめだよ〜、っていうことですね。
    Ogg Vorbisについてはサンプルレートを選ぶ仕組みが無いので関係無い話でした。
    負荷を考えるとLame MP3の方がいいような。PowerPCはこの前ちょっと書いたAltiVec Lame MP3という頑張りかたもありますし。
    あまり放送されてないんじゃないですか? 近々テスト放送しがいのある更新をするかもしれませんよ〜^^。


バージョン0.7.3リリース – LadioCast開発記その35

in LadioCast

LadioCastバージョン0.7.3をリリースします。

0.7.2から0.7.3への変更点は以下のとおりです。

  • 接続データフィールドのいずれかに空欄があると接続できないバグを修正

/^^\

4 Responses to “バージョン0.7.3リリース – LadioCast開発記その35”

  1. Yoohoo

    ・音量の調整が、+6db標準になったみたいですが、入力した最大ギリギリの音量できちっと放送したいので、どこが0dbか分からなくてちょっと不便です。
    横にdb数値表示ボックスでもあって、目的の数値にカチっと設定できると嬉しいです。
    スライダーの保存値が0.0〜2.0で、実際の音声の乗算値はその値の2乗、ぐらいにしておくと、
    左が-∞db 〜 中央0db 〜 右で約+12dbと、非常に扱いやすいカーブになると思います。
    audio = audio*(slider*slider)
    db = log10(slider*slider)*20
    slider = sqrt(10^(db/20))
    ・オーディオデバイス設定の保存を、オーディオデバイス名で記録する事って不可能なのでしょうか。重複する事もそうないですし、目的のデバイスが確認できなければ無視するぐらいで実用上は問題ないかと思います。
    ・MainOutputにN/Aを指定したいです。他にモニタリング環境が有る場合に、音量が調節できないデバイスもあるので、デバイスへの出力を切れるといいです。

  2. かわうそ

    Yoohooさんこんにちは!
    >・音量の調整
    いや〜玄人さんっぽいですね〜^^。この仕様はそのままLadioCastで採用される、そんな気がします^^。
    >・オーディオデバイス設定の保存
    デバイスの名前、そうですね〜もう少し逆にユーザーの手の届かないところで区別できる情報があればIDに加味する可能性があります。
    >・MainOutputにN/A
    内部処理クロックを司っている関係でここだけはつなげておく必要がありますが、出力0とすること自体は簡単ですね。何か別途キレイな操作の仕様を思いついたらそれで入れるかもしれません。
    という感じで…

  3. こんにちは!メールありがとうございました。
    開発をはじめてばかりで四苦八苦しております^^;
    何かありましたら質問させて頂こうと思います。
    一緒にねとらじを盛り上げていきましょー
    よろしくお願いします(ぺこり

  4. かわうそ

    Belugaの中のひとさんこんにちは!
    狭い世界だと思いますので助け合っていきましょう!(Adobe Flash Playerあたりに全部持っていかれないように^^。)
    あと実は技術的なことより、MP3のパテントとライブラリ配布の関係がちょっと気になったんですね。たぶん会社さんだからクリアしてることとは思いますが...。(例えばLadioCastがMP3のバイナリライブラリ抜いたのはそこら辺の面倒な問題を避けるためでした。)
    技術的な方でいえば、Windowsでの問題いわゆるステレオミックスやマイクミュート解除が不可な人にどう解決を提示するかで、ユーザー受けががらっと変わると思いますね。Winamp+Oddcastと機能で競うのは大変だと思いますので、別方向での間口の広さを持たれるのがいいかなと思います。

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バージョン0.7.2リリース – LadioCast開発記その34

in LadioCast

LadioCastバージョン0.7.2をリリースします。

0.7.1から0.7.2への変更点は以下のとおりです。

  • エンコーディングサンプルレート、チャンネル数をサーバへ送信するよう追加
  • デバイス無効時の処理を改善

内部的な処理の追加・修正です。
(しかし毎回予想する以上に中身をさわってしまうなぁ…)

4 Responses to “バージョン0.7.2リリース – LadioCast開発記その34”

  1. バグ報告

    Mac OS 10.4.11(intel)で使用しています。
    ver.0.7.2だと、”接続する”をクリックしてもボタンが凹まず接続されません。
    全く同じ設定でも、ver.0.7.1では問題ありません。

  2. かわうそ

    こんにちは。
    よろしければLadioCast設定ファイル(${HOME}/ライブラリ/Preferences/com.kawauso.LadioCast.plist)をバックアップをとった上で、無い状態から接続してみて下さい。
    接続できる場合はそこからどの設定を変えると接続ボタンが凹まないようになるかを教えて下さい。
    接続できない場合は、使用しているLAME MP3ライブラリのインストール元を念のため教えて下さい。
    以上の際LadioCastがコンソールログに何か書いていればそれもお願いします。