Can I Swift? その1 – 前置き

in Swift

現地時間の6月2日に行われたWWDC(The Apple Worldwide Developers Conference)でのAppleの発表で一番の注目点は新プログラミング言語Swiftでした。

Swiftの特徴を簡単にいうと現代的なプログラミング言語の機能をふんだんに取り入れつつ、既存のCocoaフレームワーク(Mac OS X)およびCocoa Touchフレームワーク(iOS)をそのまま利用できるよう意図された言語ということができます。 これまでCocoa, Cocoa Touchフレームワークを利用できる言語はObjective-Cだけだったわけですが、それと並ぶ開発言語になります。 またObjective-Cに対するSwiftの位置付けはAndroidの開発言語Javaとの対比でいうとJavaに対するScalaの位置付けに近い感じがします。 (余談ですがScalaについてはLadiopa for Androidを開発する際に開発言語として使えないか調べ、不可能ではないもののGoogle非公式ゆえのハンディが大き過ぎて断念した経緯があります。)

さて実際のソフトウェア開発にSwiftは本当に使えるのでしょうか。 ちょうどよい機会ですので、私がObjective-Cでプログラムを書く際に常々有用だと考えている書き方を紹介しつつ、それがSwiftでも実現できるかどうかという視点でそれを探っていきたいと思います。

毎回1テーマでおそらく3、4回ぐらいの続き物になるかなと思っています。 ではでは。

Leave a Reply

*