USBオーディオの宇宙人声に対するAppleの見解を要約 – LadioCast開発記その64

in LadioCast

MacでUSBオーディオ(ヘッドセットとか)を使っていると20分ぐらいして音声が宇宙人(とかロボットとか生霊とか)のようになる現象が以前からありました。 この現象についてAppleから詳しい返事をもらったという投稿がありましたので、要約したいと思います。

  • この問題はアプリケーションがオーディオドライバーのサンプルレートを正しく変更していないために起きる。
  • Mac OS X 10.5.6およびそれ以前で問題にならなかったのは、USBオーディオドライバーが入力と出力でそれぞれオーディオエンジンを提供していたため。片方のサンプルレートを変更してももう片方に影響しなかった。
  • Mac OS X 10.5.7からは1つのオーディオエンジンで入力と出力を扱うようになったため、影響するようになった。
  • 10.5.6でも1つのサンプルレートしかサポートしないドライバーであれば同じ問題が生じる。
  • USBオーディオドライバーに限らずFirewireオーディオドライバーも1つのオーディオエンジンで入力と出力を扱うので同じ問題が生じる。
  • 結論としてサードパーティーのアプリケーションの問題なので、そのようにこの問題を連絡してかまわない。

既にスカイプ社にはこの見解を引用したレポートが上げられているようですが、現時点で対応は未定のようです。

ひるがえってこの話LadioCastに関わりがあるかどうか。 実装的にデバイスのサンプルレートとは独立させているので大丈夫じゃないかなぁと思いますが、 この回答だけではなんとも判断できないのが正直なところです。 スカイプ社が仮に対応した後、まだ続くようならそこから考えるかも^^。

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