ダ・ヴィンチ・コード「中」のワナ
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超ベストセラー本「ダ・ヴィンチ・コード」を半ばまで読みました。数年前アメリカの本屋さんでハードカバーの原著が売れまくっている頃から気になっていたのですが、国内で翻訳のハードカバー版上、下が出たときも、そのうち文庫で買えるさとひたすら待っていました。
しかしこれが長かった。2年弱ぐらいかかってます。かかってますというかこれは明らかにハードカバーで売れるだけ売ろうという出版社の作戦です。でも負けませんでした。
文庫版上が出版されたのを本屋さんで発見し次第購入し、迅速に読み終り、終ったとたん続きが読みたくなりました。さすがに超ベストセラーだけあってぐいぐい引っぱります。早速閉店前の本屋さんで下を購入して読み始めました。しかし何だかおかしいんです。話がとんでるんです。
ここで勘のいい方ならおわかりでしょう。そうです文庫版は全3巻構成で、中があったんです。しかし上中下があることはそれらにほとんど示されておらず、装丁もほとんど同じなので、ハードカバーの先入観がある人であればあるほど間違えたのではないでしょうか。さらにひょっとすると中巻だけ他の2巻より売り上げが極端に落ちているとかいう現状はないでしょうか(かなり負け惜しみ)。
とにかくそのことに気がついた時点で本屋さんはもう閉店しています。でも今日続きを読まなければいろんなものが収まりません。だめもとで近所のローソンの雑誌売り場をチェックしてみると、なんと「中」を売っているではありませんか。やはり超ベストセラーは違います。
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