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らじおぱ for iOS バージョン3.2.0リリース

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リリースノート

iOSアプリ らじおぱ バージョン3.2.0をリリースしました。 前バージョン3.1.0からの変更点は以下のとおりです。

  • 再生方式の全面的な見直しと再実装を行いました。

具体的には初期(おそらくiPhone OS 2.0の時代)から使用してきたAudio Queueによる再生方式から、iOS 8で新たに導入された音声処理のフレームワークAudio Engineを用いる方式に実装を変更しました。

それから変更点には書きませんでしたが、アーカイブについても根本的な実装の変更を行いました。 具体的には、iOS 7から使用してきたバックグラウンドトランスファーによる実装を止め、通常のダウンロードによる実装としました。 これにより次のようなメリットとデメリットがそれぞれ生じることと思います。

  • いつ停止してもその時点までの音声データが残るようになります。

  • 通知からのアーカイブ開始は多くの場合数十秒以内に停止してしまうと思います。

  • いずれの理由でもらじおぱが停止した場合アーカイブもその時点で停止します。

アーカイブについてはおまけの機能、というわけではありませんがアーカイブのリスト表示画面の下にボリュームをつけました。 ボリュームを上げるとアーカイブ中の音声が(複数あれば複数同時に)モニターできることと思います。

既に細かなバグ修正と改善を施したバージョンを3.2.1としてApp Storeの審査にかけました。

また何か気がついたところがありましたら教えていただけると幸いです。

Note
今回の審査期間は5日ほどでした。 比較的早めですね。

ではでは。

3 Responses to “らじおぱ for iOS バージョン3.2.0リリース”

  1. ヒッピー

    iOS8.1のiPhone6ですが、アーカイブは改善され途中停止でも保存される様になりましたが、ダウンロードが不安定な点は前バージョン同様で、頻繁に途切れる為、アーカイブが分割保存される事から、依然録音はnr Playerに頼っています。これさえ改善されれば完璧なので、なんとか改善お願いします。

    • kawauso

      ヒッピーさん

      レポートありがとうございます。
      Appleの審査が終了するとバージョン3.2.1が出ますのでそちらでもお試しください。
      ではでは。

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らじおぱ for iOS バージョン2.1.0リリース

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iOSアプリらじおぱを更新しバージョン2.1.0としてリリースしました。 このリリースでの変更点は以下のとおりです。

  • iOS 8に対応するための内部的な変更を行いました。

らじおぱのアーカイブ機能が利用しているiOS 7バックグラウンドトランスファー機能はiOSに導入された機能の中でも非常に不安定なもので、この機能を呼び出しているがためにらじおぱが起動しなくなるなどの障害を起こしました。 この機能の問題と改善のために何度かAppleに働き掛けましたが、おそらくそれとは無関係に(^^;)iOS 8になる際にこの機能にも一応手が入り改定されたようです。 ということでらじおぱがiOS 8上で動く場合は一応改定された方の機能を呼び出すように対応しました。 それ以外の機能上の変更はありません。

ちなみにiOS 8.1まで待ったのはiOS 8.0時代の統合開発環境(Xcode)の出来が良くなく、それまでの特にiPadアプリをそれまで通りの形でビルドし仕上げることができなかったためです(LineアプリiPad版の表示切れとかまさにこの直撃を受けていましたね)。 iOS 8.1時代になっても完全になったとはいい難いですが開発環境の対応にはある程度見切りをつけて、アプリ側で回避する手をいくつか講じてリリースすることにしました。

今回のアプリ審査期間は9日間でした。 iOS、OS X新リリースがらみで混んでいるかもしれませんね。

ではでは〜。


らじおぱ for Android バージョン2.0.0リリース

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有償Androidアプリらじおぱ for Androidを開発しバージョン2.0.0としてGoogle Playにリリースしました。 これはiOS版らじおぱバージョン2の仕様を元にAndroidアプリとしてスクラッチから開発したものです。 そしてkawauso.comとしては初のAndroidアプリとなります。

らじおぱ for Android

iOS版との違いが重要だと思いますのでその観点でポイントを列挙します。

  • 設定でプレイヤーのバッファーサイズを変更する機能は省きました。
  • お気に入りの共有機能は(以前から通知機能との兼ね合いが難しかったこともあり)省きました。
  • スワイプ動作による画面遷移は(Androidにはバックボタンがあること、スワイプジェスチャーの認識に難があったことにより)省きました。
  • お気に入りサウンドのファイル自体を入れ替える機能は採用せず、Androidシステムに登録されている通知サウンドを自由に選択できるようにしました。
  • iOSのAirDropに類する機能は省きました。
  • アーカイブが途中で終了してもその時点までのアーカイブは残るようになりました。
  • 内蔵プレイヤーがOgg Vorbisを再生できるようになりました。
  • 内蔵プレイヤーがAACおよびその派生フォーマットを再生できるか否かはデバイスに依存します。
  • 携帯電話網での再生ビットレート上限値(128kbps)の制限を(Androidは特に制約が無いようですので)はずしました。
  • 携帯電話網での自動アーカイブ抑制処理をはずしました。
基本的な目標としてiOS版の機能と使用感をなるべく再現したいというのがありましたが、それについては(ずいぶん苦労はしましたが)まずまず出来たのではないかと思います。

今回の開発でAndroid SDK(ソフトウェア開発キット)やGoogle PlayがiOSと比べてどのような点が優れていてどのような点が劣っているかいろいろと知ることができました。 これについてはまた機会を改めてエントリーを書ければと思います。

このソフトウェアの動作や仕様について、プログのコメントやメールにてぜひお知らせください。 ではでは。