Please watch your step と満員だぎゃの間

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img094.jpg 最近都内でJRに乗る機会が多いのだけれど、ご存じのとおり録音車内アナウンスは日本語の次に英語がくる。英語の方を聴き取ろうとしていつも聴き取れないのが「優先席の近くでは携帯電話を….」の英語版だ。特に後半、英語が頼りの人には聴き取られ通じているのだろうか、ちょっと疑問。 そういえば列車の乗り降りにご注意の英語版「Please watch your step when you leave the train」はたぶんまわりくどい。「Mind the gap」が定番(ロンドンでみやげ物によく引用されている)で、長い版の「Mind the gap between the train and the platform」がある。これだと長さはそう変らないが、日本のは複文になってしまっているところが、いかにもお偉いさんが考えた風だ。原案ありきでこれを英訳してアナウンスしてくれ、みたいな指示があったに違いない。 当然立場が逆なら日本語についても全く同じことがいえる。むしろ日本語の方がマイナーな分さらに妙になるに違いない。これはいろいろ聴いてみたい気がする。 結局ある物をよく知っているほどその使い方を幅広く考えつくことができ、逆により最適化されたストレートな使い方ができるということだと思う。 ちなみにタイトルの「満員だぎゃ」は私が「Mind the gap」を空耳化した日本語である^^。でもだいたいそう聴こえる。

ダ・ヴィンチ・コード「中」のワナ

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img037.jpg 超ベストセラー本「ダ・ヴィンチ・コード」を半ばまで読みました。数年前アメリカの本屋さんでハードカバーの原著が売れまくっている頃から気になっていたのですが、国内で翻訳のハードカバー版が出たときも、そのうち文庫で買えるさとひたすら待っていました。 しかしこれが長かった。2年弱ぐらいかかってます。かかってますというかこれは明らかにハードカバーで売れるだけ売ろうという出版社の作戦です。でも負けませんでした。 文庫版が出版されたのを本屋さんで発見し次第購入し、迅速に読み終り、終ったとたん続きが読みたくなりました。さすがに超ベストセラーだけあってぐいぐい引っぱります。早速閉店前の本屋さんでを購入して読み始めました。しかし何だかおかしいんです。話がとんでるんです。 ここで勘のいい方ならおわかりでしょう。そうです文庫版は全3巻構成で、があったんです。しかし上中下があることはそれらにほとんど示されておらず、装丁もほとんど同じなので、ハードカバーの先入観がある人であればあるほど間違えたのではないでしょうか。さらにひょっとすると中巻だけ他の2巻より売り上げが極端に落ちているとかいう現状はないでしょうか(かなり負け惜しみ)。 とにかくそのことに気がついた時点で本屋さんはもう閉店しています。でも今日続きを読まなければいろんなものが収まりません。だめもとで近所のローソンの雑誌売り場をチェックしてみると、なんと「中」を売っているではありませんか。やはり超ベストセラーは違います。

人生のFive hundred twenty-five thousand six hundred minutesを何で測る?

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三連休の初日はぐっすり寝たあと、ちょっと映画でも観たくなって近くの名画座に行きました。ミュージカル特集期間の第一弾ということで、最終上映の映画「プロデューサーズ」を観ることができました。ブロードウェイミュージカルのプロデューサーの物語を描いた、いわばメタミュージカルの映画化で、結構楽しめました。 しかしそれより心打たれてしまったのは、同特集の近日上映作品の予告編で観た「レント」でした。「525600分、1年を何で測る?」と歌うテーマソング一本で構成された予告編にうなり、思わず帰りにレンタルビデオ屋さんでDVDを借りてきてしまいました。(RENTをRENTALしたわけですね^^。)こちらも大ヒットブロードウェイミュージカルの映画化で初演オリジナルキャストで撮られたそうです。 インターネットが増々メディアの主役になりつつある昨今、インターネット以外で生き残るとしたら生の人間が生の観客を相手にする劇場空間かもしれません。その中でミュージカルはその総合性で最右翼といえるのではないでしょうか。 大学時代ミュージカル劇団の裏方をちょっとだけやって以来、逆にミュージカルに対してものすごいトラウマのあった私ですが、さすがに治ってきたようです^^;。 ただニューヨーク、ロンドン、東京を世界三大都市とするならば、東京に決定的に欠けているのは劇場街だったりするんですよね。

金貨問題の解答編

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img082.jpg ビルゲイツの面接試験ネタに便乗に便乗の金貨問題に現時点で全くコメントやトラックバックが無い状態であるが、出題した以上解答編を書かなければなるまい^^;。 問題1 各袋に50枚の金貨が入っていた場合、ヘンリー君は偽造金貨の袋を判別することが可能でしょうか。 その場合の方法は? 解答 1番目の袋から1枚、2番目の袋から2枚、3番目の袋から4枚と、n番目の袋から2^(n-1)枚の金貨を取り出し、全てを重量計に載せます。その重さと、全て正規の金貨であった場合の重量との差から偽造金貨の枚数がわかります。枚数を10進法から2進法に直してみると、nの位が1か0かで、n番目の袋の金貨が偽造か否かがわかります。 なおこの方法では最後の6番目の袋からは2^(6-1)=32枚の金貨を取り出すことになります。 ちなみに偽造金貨の袋を返送するときには、重量計に載せた分の金貨も忘れずに^^。 問題2 各袋に24枚の金貨しか入っていなかった場合、ヘンリー君は偽造金貨の袋を判別することが可能でしょうか。 解答 正解は意外にも「可能である」ですが、私自身は確認していません。力技で(コンピューターを用いて)考えられる組み合わせを調べ、可能である組み合わせが存在することを確かめられるのですが、それでは解法として面白くありませんね。これ以外の、私の知らないよりエレガントな解法を継続して募集することといたします。

4 Responses to “金貨問題の解答編”

  1. marina。

    ひとつだけ「金貨チョコ」だったら、
    灼熱の砂漠にちょっとおけば、
    偽金貨が分かりますね。
    こんにちは♪

  2. かわうそ

    お〜marinaさんですねいらっしゃいませ〜。
    ねとらじ放送marina radio 200回祭りどうもおつかれさまでした。
    金貨チョコを砂漠に置くときはチョコっとにしておくと、後で食べるのに便利ですねネ^^。

  3. ぴにおん

    ぴにおんが発見して参上しましたYO
    えーと、三つの引き出しがあって、1つには本物の金貨が、1つには偽物の金貨が、もう一つはカラッポです。そんでなんたらかんたら、という数学的論理クイズがありましたが答えを忘れましたw。
    容量の定まった2種類の容器の水を上手く移し変えたり、捨てたりして無理そうな容積を正確に測る数学クイズもありましたが、具体的なクイズの内容すら忘れましたw。

  4. かわうそ

    ぴにおんさんいらっしゃいませ〜。
    引き出しという設定からすると、その問題は情報と確率に絡んでいそうですね。
    いずれにしても引き出しは多いに越したことはありません^^。


14個金貨問題

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重さの異なる1個の偽造金貨を見つけるために、天秤を最小回数使う問題です。このブログサイトを立ち上げるきっかけになったLife is beautifulからの出題。 13個問題の方は私の考えと同サイトの模範解答がほぼ同じでした。 14個問題の方の模範解答をまだ見てませんが私は以下のように考えました。 金貨を5個ずつ天秤にのせて比べるが、そのうち1つは本物を使う。(1回目) のせた金貨をそれぞれ[RABCD](Rは本物)と[EFGHI]、のせなかった金貨を[JKLMN]とする。 つり合った場合の解法は13個問題と同じ。 どちらかに傾いた場合は以下の組み合わせで天秤にかける。(2回目) [RJKLMN][ABCEFG] 傾けば偽造金貨が重いか軽いかがわかり、かつ[ABC]か[EFG]のどちらかにあるかがわかる。よって3回目でわかる。 つり合えば[DHI]の中に偽造金貨があるので[H][I]で天秤にかける。これも3回目でわかる。 13個問題を解いた経験があればかなり考え易いということですね。